アプリをRuby on Railで最速で作れるようになるには
Ruby on Railsでアプリ開発するための情報がネットでも多く見かけるようになってきました。私も初めてウェブアプリを作るときに色々調べましたが、テキスト教材もあれば無料・有料の動画サイト、またオンラインのプログラミングスクールでの教材やメンター制度など、様々な形態があります。目的がオリジナルアプリを開発するのであれば、RubyやRuby on Railsの書籍から入るよりも実践あるのみです。
私が実際に使ったサービスや参考書を元に習得するまでのステップをまとめましたので参考にしてください。
前提条件として、ウェブサイト初心者でとにかくオリジナルアプリを作りたい人に役立つのではと思います。
まず私がRailsを身につけるために調べた教材やサイトを挙げます。
- インターネット教材
- 動画教材
- オンラインプログラミングスクール
- 書籍
オススメの最速ステップ
私は少し回り道をしましたが、経験も含めて最速ステップは下の通りだと思います。
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Ruby on Rails チュートリアルを2回やる(1ヶ月)
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TechAchademyでサンプルアプリを複数制作する(1ヶ月)
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Code4StartupでAirbnbの模擬アプリを制作する(1ヶ月)
Ruby on Rails チュートリアルを2回やる
まずは定番のRuby on Railsチュートリアル。ここではTwitterアプリのようなものを0から作り上げます。前提条件としてRuby言語の知識がなくともなんとかなります。途中で最低限必要なRubyの使い方について学ぶことができます。Step1で重要なことは、
- Ruby on Railsというフレームワークを使ってWebアプリができるまでの開発の流れを理解する
- MVC(Model/View/Controller)の仕組みを理解する
- Ruby on Railsのコマンドを体に覚え込ませる
Ruby on Railsチュートリアルでは、単にWebアプリを作るだけでなくGitによるバージョン管理、HerokuというWebアプリケーションを実行するためのプラットフォームの使い方、テストコードの書き方、Bootstrapを使用したフロントエンドの構築までかなり本格的です。14章までありかなりボリュームがありますが、まずはコードを書き写すだけで構わないです。はじめはコードのコピペだけでも構わないので2回やってみるとイメージが掴めます。
TechAchademyでサンプルアプリを複数制作する
TechAchademyはオンラインのプログラミングスクールです。オンラインのテキスト教材を元に複数のWebアプリケーションを開発していき最後はオリジナルのアプリケーションを制作します。質問はいつでもしてもいいですし、専任のメンターが週1日のペースでフォローしてくれます。Step2では、
- 複数のアプリケーションを作ることでMVCを自ら考えてコーディングできる
- オリジナルアプリを制作するために必要な要素を考えながら、複数のアプリケーションを作成するとより効果的
- 課題が出題され正解のないコーディングを書くようになる
複数のアプリを開発してみると、MVCの開発の流れが身につきます。Ruby on RailsのWebアプリケーションの骨格については十分開発できる力がつくでしょう。オリジナルアプリもメンターのアドバイスをもらいながらそれなりの形までは持っていけるはず。有料でそれなりの費用がかかるので、自分の作りたいアプリの目標がある方が効率的です。
Code4StartupでAirbnbの模擬アプリを制作する
上の2つで基礎力は十分に身につく。一方で、実際に自分が作りたいWebサービスはサンプルを超えたものになるのが普通です。Code4Startupは英語の動画ですが、個人的にはすごく気に入っています。
Deviseというユーザ管理のためのgemをはじめ、GoogleAPIの使い方や、jQueryを使った実際のサービスでよく見かけるフロントエンドの構築, Ajaxを用いた非同期での画面更新など、使える技術が詰まっています。