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ArduinoとSoracomを使ってセンサデータをクラウドに保存
センサーからの信号を遠隔からモニタリングするために、ArduinoとSoracomのSIMカードを使ってIoTを構築しました。データのストレージには無料で使用できるAT&Tが提供しているM2Xを使用しました。
本記事の内容
- 準備するもの
- 3GIMのセットアップ
- Soracomのセットアップ
- M2Xのセットアップ(本記事はここ)
- Arduinoのコード
M2Xのセットアップ
M2X (https://m2x.att.com/) は、AT&Tの時系列データストレージサービスです。無料で10デバイスまで登録でき、データストリームに対するトリガーの設定もできます。トリガー発生でSlackに投げる設定もできます。
M2Xの初期設定
- アカウント作成します。
- Time Series Data StoreのGO TO M2Xを選択します。
- Deviceを作成します。
- 1つのDeviceに複数のStream(センサー入力)を設定することができます。右上のAPI Cheet SheetでAPIコマンドを確認できます。
- 試しに、データがストレージされるかを確認します。Windowsコマンドプロンプトで確認しました。
DEVICE_ID
、STREAM_ID
、PRIMARY_API_KEY
は各自入力してください。
curl -i "http://api-m2x.att.com/v2/devices/DEVICE_ID/streams/STREAM_ID/values" -d "{\"values\":[{\"value\": 0, \"timestamp\": \"2019-07-05T17:05:00+09:00\" }] }" -H "Content-Type: application/json" -H "X-M2X-KEY: PRIMARY_API_KEY"
Overview画面のtriggersタブでtrigger条件を登録することができます。triggerは通知が可能です。
IFTTTでメールで通知
もちろんSlackなど自分の使用環境に合わせて、通知先を設定できます。
次回は最後、APIでArduinoからM2Xからデータをストリームするです。
2019年7月7日
[…] 本記事はここまで。 次は時系列データストレージサービスM2Xの設定です。 […]